一人で歩けるようになり笑顔が戻った!!

当院には、股関節症で悩む大勢の患者さんが相談や治療に来院されます。
みなさん、痛みから回復して喜んで頂いております。

*整形外科でも痛みが取れない・・
*手術しかないと言われた・・
*手術しても半年で再発して歩くと痛い・・
*接骨院に通院して5年間何も変わらない・・
*外科で2年間リハビリしても痛みが取れない・・
*整体やカイロで調整しても変わらない・・

変形性“股”関節症の有病率は、
国内人口に換算すると、患者数は120万~420万と推測されています。
ちなみに、
変形性“膝”関節症の方は、
日本では約2000万人ともいわれております。

一般に、膝でも股関節でも、
関節症変化は加齢に伴い著明となります。
ところが、最近では、若い方でも痛みを訴える方が増えています。
早めにしっかりとした対応を受けられれば、
手術の回避も十分に期待できる方たちです。

変形性股関節症の多くは、

①普段の姿勢や歩行に問題が生じることで
(=荷重位における股関節内運動)、

②股関節機能の破たんを招き、

③股関節の痛みや
日常生活動作(立ち上がり、衣服の着脱等)に不具合を生じ、
QOLの低下をもたらします。

変形性股関節症とは、

前股関節症 → 初期変形性股関節症 → 進行期 → 末期へ
と移行するように、
進行度に合わせて様々な特徴が現われてきます。

中でも、皆さんの「姿勢」は、進行度を示す重要な指標です。

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左バツ    中央OK    左△

「あっ、あの人も股関節が悪いのかな??」
と、股関節患者さん同士なら見分けがつくように歩行動作もオッケー、
姿勢や身体の正しい使い方が明らかな良くなった特徴が認められます。

では、その変化はどこから起きるのか??

ひとつが「骨盤」です。これがキーマンだ!!わかったかな・・

初期ともなれば、ほとんど外見上も分からない程度ですが、
進行期や末期ともなると
明らかにその左右差を読み取れるようになってきます。

股関節症の方は、
股関節の動きに不具合を抱えると、
骨盤を上手に使い、股関節の動きを補おうとします。

例えば、
変形性股関節進行期や末期と診断される方たちの中には、
ご覧のような姿勢になってしまう方がいらっしゃるかも知れません。

骨盤が極端に上がり、
いつの間にかつま先でバランスをとっている…。

変形性股関節症とは、
ご存知のように、数十年という長い年月をかけながら、
少しずつ進行していく疾患です。
いきなり骨盤が歪んでしまうとは、まず考えにくいものです。

徐々に身体の不具合に適応させていった結果、
こうした姿勢のアンバランスを築きあげるのです。
こうした現症も早めに対応できれば修正も可能です。

しかしながら、
末期ともなれば、その修正には時間がかかりますし、
これまでの経過を考慮すれば、
むしろそのまま修正しない方が良い場合も考えられます。
個々に合った慎重な対応が望まれるでしょう。

臼蓋形成不全の方の場合、
上記のような骨盤の歪みがもたらされることで、
関節の接触面が不安定になります。

“屋根”である骨盤が斜めに傾き始めると、
大腿骨の骨頭はそれに適合するように関節面を新たに修復してきます。

そのため、骨頭は楕円形となり、亜脱臼傾向を示し、
自覚的症状としては、
先にも示したように可動域の減少、
また、脚の長さにも左右差を感じられることが予測されます。

いずれにしても、
骨盤の歪みや姿勢の変化は意外と
ご本人自身では気が付きにくいものです。

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右肩下がり気味の歪み
進行を食い止める、今の状態を維持するためにも、
できるだけ早期に
姿勢や動きに配慮した日常動作を
心がけていただきたいところです。

良くなる方は大勢いらっしゃいます。
ぜひ適切な方法とタイミングで今の状態を乗り越えましょう!