椎間板ヘルニア(腰)の原因と対処法
この様な症状で、お悩みでは有りませんか?
昔から慢性的に腰が痛い。 前屈すると痛い。
電気工事の仕事で腰を反ると痛い。 天井を見ると動作をすると首が痛い。
疲れて来ると足先までシビレル。 スポーツ競技に参加出来ない。
トレーニングやリハビリしても改善しない。医者から手術しかないと言われた。
このページでは椎間板ヘルニアの痛みや不調の原因を当院の施術内容などの情報をお伝えしています。ヘルニアの痛みや不調はホンとに不安ですし、集中力や根気もなくなり毎日の生活に支障も出ますよね、あなたの暮らしが少しでも快適に過ごせる様に、私どものホームページがお役に立てれば幸いです。
椎間板ヘルニアとは、どういう状態のことを指すのでしょう?
まず、椎間板(ついかんばん)からご説明します。
椎間板は背骨を構成する椎体(ついたい)と椎体の間にあり、背骨や 腰などに加わる衝撃を緩和してくれる、クッションの役割りを担っています。
椎間板の中にはゼラチンのような髄核(ずいかく)というものがあります。
髄核のまわりには、コラーゲンを多く含む繊維輪(せんいりん)という軟骨が 何重にも折り重なって、背骨等にかかる負荷を分散させやわらげています。
この髄核(ずいかく)や繊維輪(せんいりん)の一部が飛び出すことで神経根 (しんけいこん)などを圧迫し、強い痛みとなって表れます。
これが、椎間板(ついかんばん)ヘルニアです。
ちなみに、ヘルニアというのは、「突出する」と言う意味ですので、 そのまま椎間板が突出する病気と言うことになります。
椎間板(つかんばん)ヘルニアの原因
椎間板ヘルニアの原因を話す前に、起きやすい年齢について触れて 置きましょう。
椎間板ヘルニア患者は、年代的に20歳代の人が全体の約70%を占めます。
ちょっと意外でしょ?
椎間板ヘルニアという名前をパッと聞くと、なんとなく若い人より中高年の 人が多いような気がしますが、実は若い世代の方が圧倒的に多いのです。
椎間板(つかんばん)が若い人が多い
椎間板ヘルニアが、若い人に多いのはなぜでしょう?
それには明確な理由があります。
椎間板は、20歳代くらいから髄核(ずいかく)というゼリー状の水分が減り 始め、30歳代~40歳代となると、さらにその減少が進みます。
つまり、年齢と共に「腰のクッション」の水分が減ってパサパサに なっていくわけです。
人間は、日々運動したり強い衝撃を受けて、だんだん椎間板に傷が つきますが、年齢が40代以上にもなれば、乾いた髄核が流れることも あまりありません。
しかし、若い人の髄核は水分も多く流れやすいです。
椎間板についた傷からカンタンに外へ押し流され、髄核(ずいかく)= ゼリーのクッションが飛び出てしまうのです。
どんなに若くても、椎間板(ついかんばん)は、鍛えようがないですからね。中高年に多い椎間板ヘルニアの原因についてご説明します。
まず、人の椎間板は長年にわたって様々な衝撃や負担がかけられて いるものです。
そのため、30~40歳代くらいから椎間板の「強度」がだんだんと下がって 弱くなって行くんですね。
そこに対してさらに、急に重い荷物を持ち上げたり、突然カラダを無理な 方向へ捻じったりすると、繊維輪(せんいりん)という椎間板の組織に 傷や亀裂が入ります。
その傷から「髄核(ずいかく)」がはみ出るわけですね。
やがて、このはみ出した椎間板は、脊柱管(せきちゅうかん)の中を通って いる神経や、腰の神経根(しんけいこん)を圧迫するようになります。
このことによって、腰の血液の循環が悪くなったり炎症を起こしたりして、 それが痛みとなって現れるわけです。
椎間板(つかんばん)の症状
椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)には、どんな症状がある のでしょう?
実は、椎間板ヘルニアは、「腰の痛み」よりも先に「足」にしびれや 痛みが発症するのが一つの特徴です。
その理由は、椎間板ヘルニアには坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)が伴うからです。
1、腰痛と一緒に、お尻や太ももの内側外側、ふくらはぎ前部、足の裏などに「しびれ」や「痛み」
が ある。
2、お辞儀をしたり、洗面台などで前かがみになるなどの姿勢を取ると痛みが悪化する。
3、お尻から太もも、足にかけて猛烈な痛みがある。
4、太ももやふくらはぎが、ズ~ンと重苦しく、感覚が鈍い。
5、咳やくしゃみをすると、激痛が走る。
6、初期段階では、ヒザ下周辺にだけ痛みが生じる場合もある
7、重度の場合、排尿困難になることもある
初期症状として腰痛がない場合でも、足の痛みやしびれが1カ月近く 続いたり、断続的に発症する場合には、椎間板ヘルニアの疑いがあります。
椎間板ヘルニアの症状は「発症部位」によってちがう腰椎(ようつい)の椎間板ヘルニア
腰椎(ようつい)の椎間板へルニアは、「ぎっくり腰」から発症することが 多いようです。
急に重い荷物を持ったり、激しい運動をしたり、体を捻じったりした時に 起きやすい。
それが急性の椎間板ヘルニアです。
急性の椎間板ヘルニアは、最初は動けなくなるほどの激痛が走ります。
大体2~3週間ほどで回復はしますが、慢性的になることの方が多い ようです。
逆に、最初から慢性の椎間板ヘルニアは、痛みの出方がちがいます。
ズ~ンとした鈍い腰痛と同時に、手足のしびれ感があり、それが治まったら また繰り返すと言うような、だらだらとした症状が特徴です。
頸椎(けいつい)の椎間板ヘルニア
頸椎(けいつい)の椎間板ヘルニアの場合、上肢の痛みやしびれ、胸部の 痛みやしびれなどが出ます。
また、首の後部全体が痛むため、首そのものが動かせなくなったりします。
ヒドい場合、両手、下半身にまで症状がおよぶこともあります。
1、「物がつかみにくい」
2、「物を良く落とす」
3、「足が突っぱる」
4、「足元がふらつく」
そんな症状が起きるのが特徴と言えます。
慢性の場合は、ふつうにに首を動かした時に違和感を感じることもあるよう です。
中には、歩行障害にまでいたる方もいらっしゃいますので、くれぐれも注意 してください。
椎間板(つかんばん)の対処法
椎間板ヘルニアは、重い荷物を急に持ち上げたり、体を無理に捻った 時などに突然激痛が走るぎっくり腰をキッカケに発症するケースが多いです。
ですから、椎間板ヘルニアの応急処置もぎっくり腰(急性腰痛症)と 同様に、まずは「安静第一」と考えましょう。
痛くて歩けない場合は、キッカケとなった「ぎっくり腰」の症状ですから、 痛みが引くまでは腰に負担をかけないよう注意してください。
あと、体の冷えや、筋肉疲労、体のゆがみ、スポーツ障害、睡眠不足、精神的ストレスなどにより症状 が悪化することがありますので、注意が必要です。
千樹館治療院・整骨院では・・・
どのような施術ができるのか
椎間板ヘルニアは、まず体のゆがみと骨盤を整え、痛み止めではなく体のゆがみを調整して改善させる武道整体や施術を行うことです。
当院のポリシー
あなたの症状をお伺いして、原因を普段の生活の中から見つけ、その上で身体の歪みを整え、症状の改善を目指します。
症状が改善しても、生活習慣が以前のままでは又痛みがでやすいですから、普段の生活の注意点をお教えしたり、ご自分で出来る自己運動の方法をお教えしたりします。
その時だけ気持ち良いマッサージなどでは有りません、身体を根本的に改善し、コリや痛みの無い日常生活を過ごしたいとお考えでしたら、当院の武道整体療法がお勧めです。
ご相談の方は、ご気楽にお電話を下さい。
千樹館治療院・整骨院
〒270-1367 千葉県印西市浦部163-5(松山下総合運動公園ウラ)